私たち東検協は、東京都「建築物の工事における試験及び検査に関する東京都取扱要綱」の登録制度により都知事登録を受けた鉄筋継手検査機関の団体であり、東京都における鉄筋継手検査の適正な執行を図ることを目的とし、下記の活動を行っています。

・ 東京都の建築指導行政、その他の行政並びに関係機関との連絡及び協議

・ 鉄筋継手検査に関する調査及び研究

・ 広報活動

・ その他目的達成に必要な事項

 

建築物の高層化に伴う鉄筋の太径化や、工事の合理化を目的としたプレキャスト工法などの工業化工法の増加により、機械式継手や溶接継手の採用割合が増えてきています。

従来の引張試験に代え、非破壊検査によって継手の性能を確認する受入検査も広まってきており、建物の健全性、安全性の確認のためには必要不可欠であると思われます。

鉄筋継手部における受入検査は、鉄骨溶接部と同様、建築技術者の受ける一般的な教育にない高度に専門的な技量と知識が重要となることから、東検協では都知事登録検査機関による受入検査の普及に努めております。

 

東京都鉄筋継手検査機関連絡協議会

会長 安藤 純二